HFC(Auto)_DL(0)_NR(100Hz,L2)_LPf( kHz)
- ※ HFC(高域カット周波数):
- 基本は Auto だが(古い CD や クラシックのものは Upconv が異常停止しないとは言えないないので,本当に初めての人は HFC 欄を 18000(18kHz) として始める(mp3 ファイルなら 16kHz)).
- ※ DL(0):
- ディザレベル(DL)=0 .その理由は後ほど述べます.変更したい人はそれからネ!
- ※ NR(100Hz,L2):
- ノイズリダクション(NR)のカットオフ周波数=100Hz,NRレベル=2(これも後ほど説明).
- ※ LPf( kHz):
- ローパスフィルタ=( kHz)=(設定なし) が基本.
もし,1秒間に192000回記録して,音の大きさを 2の24乗=16777216段階で記録すれば 192kHz/24bit になり,階段状の信号は CD のものより遙かに滑らかになって,良い音が期待されます.ハイレゾの魅力は正にこの点にあります.私を含めて,ハイレゾ初心者が先ず試みるのは 96kHz/24bit への変換でしょう.※ レーザー光で付けられた凹凸(pit:ピット という.※ bit でない!)は CD に付けられた螺線状の線(トラック)上に並んでいる.ピットの最小値は当時の技術水準により 0.83μm と定められた.CD の規格は 44.1kHz/16bit だから,1/44100 秒に対応する長さ(LCD と書こう)に(最大)16 個のピットが並び ,0000000000000000 から 1111111111111111 の間の信号のどれかを表します.CD で74分間演奏するのに必要なトラック長は,2ch ステレオ録音を考慮し,誤り防止・訂正/その他情報用の分を無視すると,LCDx2(ch)x44100x60(秒)x74(分)x2-6 (m) になります.(LCD≒0.83x16=13.28 μm とすると,CD のトラック長は約5.2km になります.80分の演奏時間とすると ざっと見積もって6km となり,80分とした別方法の結果7km 程度と比べて 丸としましょう ).
- サンプリング周波数(Hz:ヘルツ) :
- アナログ信号からデジタル信号への変換をA/D変換といいますが,その時のデータをサンプリングする(=一定の間隔で測定する)時間間隔を ‘サンプリング周期(秒)’ といい,その逆数が ‘サンプリング周波数(Hz)’ です.
CD のサンプリング周波数 44.1kHz の場合、1秒間に44100回記録している。
※ 半分の 22.05kHz までの音が聞ける(標本化定理).
- 量子化ビット数(bit:ビット):
- アナログ信号からデジタル信号へのA/D変換の際に,信号(今の場合 音)の大きさを何段階に分割したかを表す数値です.この値が高いほど,元の信号により近いデータが得られます.
CD の量子化ビット数 16bit の場合、216=65536段階で記録している。